むちうちの施術ってどんなことをするの?

交通事故の治療に対してまず重要なのは、現在の体の状態をよく知ることから始まります。

1、損傷部位の必要なチェック

2、患者様への正確なカウンセリング

3、現状への対処

4、今後の見通し

5、精神的なケア

どれが欠けてもいい施術はできません。

 

負傷部位の筋肉の緊張をとるために、温熱、電気、マッサージを行います。

痛みのきついのものや安静が必要なものにははテーピングや各種固定を行います。

施術方法もご相談してください。初めての方でも痛くないように施術いたしますので安心してご来院下さい。

むちうち」の経過

 

「むちうち」症状は事故直後からの時間の経過により4つの時期に分けて考えます。

①急性期②亜急性期③慢性期④症状固定期に分類します。

 

①急性期(事故~3週間)

組織が損傷を受け第一次の治癒過程の起こる時期です。一番症状がきつく出たり、変化の多い時期です(変化はいい変化ばかりではありません。悪い変化もあり得ます)。頭部が大きく揺らされることにより組織の破壊が起こり、続いて炎症を起こします。一般的に炎症といえば痛みのある悪い時期と考えますが、炎症は組織が発痛物質を出し、そこに損傷起こした組織を修復するための免疫細胞や組織のもととなる細胞を集めてきます。ですから痛みを出すのは損用を起こした組織の安静ためと考えるのがいいでしょう。ですから初期の時期の患部の安静はその後の治癒過程に大きく影響を与えます。頸椎カラーなどで頭部の首にかかる負担を減らすこともいいでしょう。

※頸椎カラーの長期の装着は、首の筋肉を弱らせることになりやすいので専門家の指導を仰いでください。

 

②亜急性期(3週間から~3か月)

組織の修復ができた組織が元通りになるまでの期間には8~9週間かかるといわれています。初期に修復されたものが以前と同じように動かせるようになります。ですからこの時期を越えて痛みの残存するものは「むちうち」の程度としては中等度以上の損傷であったと考えることができます。多くの「むちうちは」亜急性の後半に改善が見られます。ですからこの時期の施術はリハビリでいうところの積極的に施術すべき部分になります。切傷がふさがるのが急性、切り傷の周りを動かし始めてもよくなる時期が亜急性と考えてください。

亜急性の時期は、損傷部に対する運動やストレッチにより関節の可動域を確保していきます。

③慢性期(3か月以降)

運動器疾患(関節や筋肉の疾患)の治療で6か月を過ぎたものは、完全に慢性期に入ったといえます。ですからたいていの場合6か月目ぐらいで保険会社からそろそろ治療を中止しませんかと言われることになり、まだ症状が残っている場合に保険会社の提案に不満を持つことがあります。この時期からは劇的な症状の改善が見込まれることは少ないため、筋肉のトレーニングやストレッチなどの地味なリハビリ期間になりますので根気が必要です。また6か月を超えて症状の改善があまり見られない場合は後遺障害の残ることも考えられます。

④症状固定期(慢性期後半)

症状固定とは完全に治癒するわけでもなく、症状が大きな変化を見せなくなる時期のことを言います。施術したことによる変化も初期と比べると少なくなります。中には増悪因子(気温の変化や、運動、労働)などによる変化を見せる方もいますがそれ自体激烈なものではない場合が多いです。時期もその人により半年の人もいれば1年の人もいます。すべては損傷具合と改善の具合によると考えられます。